お知らせ
|2024年04月08日 5:41PM|
令和6年3月26日(火)から27日(水)の1泊2日で、1年GSコース生希望者6名に対して、東京大学訪問研修を実施しました。
1日目は、東京大学生産技術研究所内の(一社)PLIJにて行われる“創造的・俯瞰的学びを実現するSTEAM教材の開発と高度化」事業に関わる成果発表会に参加し、GSコースでの1年間の課題研究活動と、その研究内容を教材動画にまとめる活動を通して学んだことをプレゼンテーションにて発表しました。大学や企業からの参加者もいるなかで、質疑応答へ答えることだけでなく、同じように教材動画を作成した大学や企業からの成果報告に対して質問をするなど、積極的な姿勢がみられました。その後の意見交換会でも、それぞれが動画作成において大切にしたことや工夫したことなど、交流を行いました。
その後は、東京大学産技術研究所内にある、DLXデザインラボを訪問し、最新技術を活かしたモノづくりにデザインをどう活用するかについて研修を受けました。ラボでは、センサー技術を活用してユーザーの目の動きを感知して照明をつけられる装置などを見学しました。また、「もしかする未来の化学」研究室グループである、超分子材料デザインを研究しておられる南研究室と、ゼリーやゴムなどの架橋高分子について研究しておられる中川研究室を訪問し、研究内容についての説明と、研究室見学を行いました。
2日目は、東京大学本郷キャンパスにある、東京大学総合研究博物館を訪れ、館長である西秋良宏教授(本校卒業生)自らによる博物館ツアーを受けました。西秋先生のご専門は考古学ですが、発掘や研究の際に化学や他の分野の知識が必要であることを説明され、幅広い教養を身に着けることへの意欲が高まったようです。午後は、株式会社INPEXを訪問し、若手社員の方を中心にこれまでの経歴やキャリアについて話を聞き、自分たちの将来のロールモデルとして進路を考えるきっかけになりました。
2日間という短い時間でしたが、どの研修先でも時間が足りないくらいに充実した時間となりました。
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