HOME / 保護者の方へ / 学校からのお知らせ / 平成23年度 確かな自己実現支援事業 成果発表

保護者の方へ

学校からのお知らせ

平成23年度 確かな自己実現支援事業 成果発表

|2012年02月28日 4:58PM|

平成23年度 確かな自己実現支援事業 成果発表

◎ 広く県民にアピールする学校ごとの事業の呼称

「学びの意欲をプロデュースする学校『Hikone Higashi』」

 ◎ 事業全体の概要

1.「東大授業ライブ in 彦根」(学問入門講座)においては、東京大学教養学部の人気教授陣による講義を外部会場にて開催し、本校生徒だけでなく近隣の中学生・高校生や地域住民に参加を募る。2.「16歳の教科書 in 彦根東」においては、本校生徒を対象に、各学年毎に一流の研究者による講義を実施する。さらに、1年生では課題に基づいたグループ学習を実施し、自ら課題解決に向けて取り組ませる。3.「数学発展講座」においては、教科書とは違う観点で数学的なテーマに取り組ませる。4.「英語コミュニケーション講座」においては、本校英語クラブと外部講師のコーディネートによる英語講座を実施する。

 ◎ 具体的な実施内容および成果

「東大授業ライブ in 彦根」(学問入門講座)

東京大学の人気教授陣による講義を、外部会場にて計5回実施した。本校生徒だけでなく近隣の中学生・高校生や地域の方の参加も得た。

 第1回

実施日      平成23年8月10日(土)            
会 場       ひこね燦ぱれす 多目的ホール
講 師      東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授  高田毅士 先生
テーマ      「確率的思考と地震安全問題」
参加者    本校生徒143名、他校生徒19名、保護者他18名  計180名

主な感想

  •  東大の教授である先生の授業を受けられたこと、また自分が目指す工学系のお話だったので、得る物が多かった。
  •  確率という理解しづらいものを、地震等を交えて丁寧に解説してもらえた。
  •  少し難しい言葉は、意味を簡単にして説明していたことがよかった。
  •  大人になったら世界に羽ばたきたいと思った。自分のために努力して、最後は人のために役立ちたいです。
  •  なかなか東大には行けませんが、子供が海外留学を望んだら全面的に協力したい。(保護者)

第2回

実施日           平成23年9月10日(土)
会 場           ひこね燦ぱれす 多目的ホール
講 師           東京大学大学院総合文化研究科生命環境科学系教授  渡辺雄一郞 先生
テーマ           「進路としての科学研究と、植物の生き方から学んだこと」
参加者           本校生徒206名、他校生徒7名、中学生2名、保護者他18名  計233名
主な感想

  •  植物とオゾン層形成、生命陸地への進出の説明は興味がもてた。色々な実験は考えさせられて難しかったが、新しい知識を持ててよかった。
  •  思考実験のことが、非常に興味深く、植物のしくみについてとても感心しました。
  •  光るタンパク質がガンの早期発見に役立つのではないかという話を耳にしたことがある気がした。こういった講義を受けることで、今まで以上に生物の授業や生活で、生物に興味を持つきっかけができて良かった。
  •  先生が生徒の所を回っていくことで、みんなで授業を行っているような感じがして良かった。
  •  グローバルな視点での話題が多く、非常に興味をもてました。(保護者)

第3回

実施日           平成23年11月5日(土)
会 場           ひこね燦ぱれす 多目的ホール
講 師           東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻教授 佐藤 安信 先生
テーマ           「問われる日本のグローバル・リーダーシップ:人間の安全保障と平和構築」
参加者           本校生徒221名、他校生徒4名、保護者他20名  計245名
主な感想

  •  平和という抽象的なテーマについて佐藤先生の経験とともに、具体的な日本、世界の活動を知れた点がよかった。平和について考える機会が少ない中で、考える良い機会になったと思う。
  •  生徒からの質問の「なぜ日本はお金がないのに、資金援助を行うのか」ということが私も疑問に思っていたので、返答がもらえて良かった。
  •  平和というのは、争いがないだけでなく、世界の人々の幸せを追求していく積極的なものであるという事が印象的でした。そう考えると日本は安全ですが、まだまだたくさんの課題があると思いました。平和になるためにしっかりとした仕組みを作り、平和を達成できるようになりたい。
  •  毎日、ほとんど自分のことしか考えていないと言うことを実感したので、もっと世界のことについて関心を持つべきだと思った。
  •  すごく良かったです。知的な刺激を久しぶりに受けました。日常の生活に活かしたいと思います。(保護者)

 
第4回

実施日           平成23年12月17日(土)
会 場           滋賀大学経済学部 大合併講義室
講 師           東京大学総合研究博物館先史考古学専攻教授 西秋 良宏 先生(本校OB)
テーマ           「歴史を学ぶ意味-中近東の考古学遺跡から
参加者           本校生徒260名、他校生徒21名、保護者他19名  計300名
主な感想

  •  発掘を通して、世界中の人と知り合えるなんて、すてきな学問だなと思いました。中近東の様々な景色の写真が見られて良かったです。イラストや説明もすごくわかりやすかったです。
  •  歴史をテストや受験のために学ぶのではなく、生涯こういう風に関われるあり方っていいなあと思いました。
  •  こういった機会がない限り、考古学の話を聞くことができないので、とても有意義な時間でした。
  •  砂漠の遊牧民が携帯を持っているということにすごく驚きました。現地の写真が多数あって、とても楽しかったです。
  •  高校1・2年生の知識を前提としていながら、専門家らしい深さのある講義だった。高校の教科書からも学科が取り上げられており、親近感をもって受講できた。特に実際の発掘についてのお話が興味深かった。(保護者)

 
第5回

実施日           平成24年2月11日(土)
会 場           ひこね燦ぱれす 多目的ホール
講 師           東京大学大学院教育学研究科教授 斎藤 兆史 先生
テーマ           「英語達人術」
参加者           本校生徒325名、他校生徒18名、保護者他9名  計352名
主な感想

  •  とても楽しく今日から実践してみようという気持ちにさせる、得る物の多いライブでした。
  •  様々な場面で重要視すべきことを細かく説明してくださってとてもわかりやすかった。ビデオを見て、内容を考える機会があり良かった。
  •  英語の学習という面で、興味深く、良い話を聞かせて頂きました。大学受験のためだけでなく、自分のものとして理解できるようにしていきたいと思いました。映画なども字幕でみたいと思います。
  •  普段学校で、先生がおっしゃっている内容と同じようなものだったので、どれだけ大切か分かった。
  •  自分に何が不足しているのか、今まで考える機会を持てず、今初めて考える事ができました.基礎力がないにもかかわらず、長文が得意という状態でしたが、安定させる事ができそうです。ありがとうございました。

 

「16歳の教科書 in 彦根東」
「16歳の教科書」の執筆者による講演を、本校生徒を対象に計2回実施した。 

第1回

実施日           平成23年4月21日(木 )
会 場           長浜市文化芸術会館
講 師           鍵本 聡 氏
テーマ           「数学は問題を解くための便利ツール」
対 象           1年生 約320名主な感想

  •  「社会生活では人と協力して問題を解いていく」という言葉が心に残った。
  •  「社会とは」について考える機会となった。
  •  勉強する意味や楽しさを学ぶことができた。     

第2回
実施日           平成23年10月7日(金)
会 場           本校体育館
講 師           大西 泰斗 氏
テーマ           「話すための英語学習」
対 象           全校生徒 約960名
主な感想

  •  「話すための英語」というのは、どんなものなのか最初疑問を持っていましたが、話を聞いてみると、今まで聞いた事がない内容だったので、今までと違った視点で、英語について考えられたので、良かったです。
  •  本で読んだときより、話の内容がわかった。英語を効率よく学ぶ事について、これから、それを少し活かしてみたいと思った。単語のための意味とかも知れてよかった。
  •  大西先生の話はとてもわかりやすいし、私たち学生がどこが間違っているのかとかをわかりやすく説明してくださったので、良かったです。1時間半程の講演だったけど、それほど長く感じませんでした。
  •  受験が終わったらもう一度聴いてみたいと思うような講演でした。面白かったです。英語が話せるのは当たり前という言葉を聞いて、話せるようになりたいと思いました。
  •  大学入試だけじゃなく、その後も見据えて英語を勉強していかなければいけないと感じた。

 

3.「数学発展講座」
外部講師を招き、教科書とは違う観点での数学的なテーマの講義を、計5回実施した。
講 師        鍵本 聡 氏

第1回
実施日           平成23年10月13日(木)
テーマ           「計算力を強くする(1)~掛け算・割り算編」
参加者           1年生29名、2年生5名  計34名
主な感想

  •  計算が苦手なので、コツを知ることができてよかった。普段では教えてもらえないことがあり、面白かったです。
  •  計算の工夫の仕方をたくさん教えてくださったので、良かったです。計算を工夫するとおもしろかったです。計算の工夫で計算ミスも減らしたいです。
  •  去年この講座を受けた時よりも計算がはやくできるようになっていてよかった。

第2回
実施日           平成23年11月17日(木)
テーマ           「計算力を強くする(2)~足し算・引き算編」
参加者           1年生31名、2年生3名  計34名
主な感想

  •  知らなかった計算のハートを知ることができたので、日頃から活用していきたいです。とてもおもしろかったです。
  •  足し算を解くために、かけ算をたくさん使用していることに驚いた。
  • 計算力を強くするには、まず足し算からするのではなく、かけ算からするのを知って驚いた。計算はシンプルだけど、奥深いと思った。

第3回
実施日           平成23年12月8日(木)
テーマ           「外国の数学の教科書~鍵本聡の秘蔵コレクションも公開」
参加者           1年生29名、2年生2名  計31名
主な感想

  •  各国の教科書を見るだけで、社会的なところまで分かり面白かった。
  •  外国の数学の教科書を見られる機会はめったにないので、貴重な体験ができたと思いました。昔の日本や外国の生徒は、結構高いレベルのことをしているのだなあと思った。
  •  世界の数学の教科書は、言語が違っても内容や、記号がほとんどかわらないのにびっくりしました。

第4回
実施日           平成24年1月12日(木)
テーマ           「計算力を強くする(3)~中学数学編」
参加者           1年生33名、2年生3名  計36名
主な感想

  •  数学的な内容もとても有用的なことが学べたし、「普段の勉強は間違いを探す旅」という言葉が印象深かったです。
  •  食塩水の問題がびっくりした!すごい!
  •  前年も聞いたはずだったのに、また目から鱗が落ちました。本当にためになる話で、勉強になった。

 第5回
実施日           平成24年1月26日(木)
テーマ           「計算力を強くする(4)~高校数学編」
参加者           1年生27名、2年生5名  計32名
主な感想

  •  「チェバの真実」が印象的でした。
  •  テストなどでも役に立つ事を習えて良かったです。また機会があれば参加したいです。
  •  最後の数学連続講座で高校の内容。勉強になりました。

 

4.「英語コミュニケーション講座」

本校英語クラブ、ALT、外部講師の連携による英語講座を実施した。

第1回
実施日           平成23年9月17日(土)
テーマ           “Let’s enjoy talking English at Hikone Castle”
内 容           彦根城を散策しながら、英語を使ったコミュニケーション活動、チーム対抗の英語ゲーム。
講 師           本校ALTおよび他校ALT4名
参加者           1年生17名、2年生6名  計23名
主な感想

  •  日本語をほとんど使わずに活動出来て、分からないことがあったけど、楽しくできて良かった。
  •  彦根城の事と同時に英語を学べて、良かったです。同学年の先輩も仲良くなれて良かったです。
  •  良かった点はALTの方々と気軽にコミュニケーションが取れた点だと思います。しかし、もっとみんなが同じくらいにコミュニケーションをとれれば良かったと思います。

第2回
実施日           平成23年10月22日(土)
テーマ           “Let’s improve your English”
内 容           日本人の苦手なl、thの発音をはじめ、基本的な英語の発音を徹底指導。正しい英語の
発音を意識しながらの音読、インタビュー形式のスピーキング練習。

講 師           本校ALTおよびミシガン州立大学連合日本センター(JCMU)留学生
参加者           1年生15名、2年生11名  計26名
主な感想

  •  英語の発音とか、イントネーションなど、すごく勉強になりした!!
  •  留学生の方と近い距離で話せたのが良かったです。ただ聞いているだけでなく、立ってリズムをとったり、「いっしょに参加している」という感じで楽しかったです。
  •  インタビュー練習は難しかったがとても楽しかった。イントネーションとかは、なかなか自分では練習できないので、できて良かった。次も参加したいです。

第3回
実施日           平成23年12月17日(土)
テーマ           “It is Christmas!”
内 容           JCMU留学生による、アメリカのクリスマスの紹介、クリスマスにまつわる英語ゲーム。
       クリスマスソングのリスニングなど。
講 師           本校ALTおよびミシガン州立大学連合日本センター(JCMU)留学生
参加者           1年生12名、2年生10名  計22名
主な感想

  •  英語の歌を歌うことはなかったので、とても楽しかった。
  •  クリスマスにちなんでのゲームを通して、新しい単語を学ぶことができてよかった。
  •  歌は楽しいし、リズムよく単語を思えることができたりで、個人的にも好きだし、今後も歌は是非!あと、発音ももう少ししたいです。

第4回
実施日           平成24年1月14日(土)
テーマ           “Let’s improve your English”
内 容           JCMU准教授によるPlain Englishによる講義・演習。留学生との会話練習など。
講 師           本校ALTおよびミシガン州立大学連合日本センター(JCMU)准教授・留学生
参加者           1年生26名、2年生4名  計30名
主な感想

  •  英語で歌を歌ったり、みんなと楽しみながら学習できて良かったです。恥ずかしがらず話す事が大切だと思いました。もっと積極的に話せば良かったと思います。
  •  留学生の方達に、間近にイントネーションを教えてもらえてすごくためになった。[th]の発音が難しいのでよくわかった。文の上がったり下がったりするところがよくわかった!
  •  自然な英語を身近に感じることができて良かった。

第5回

実施日           平成24年2月18日(土)
テーマ           “Let’s improve your English and enjoy making Valentine cookies!”
内 容           JCMU准教授によるPlain Englishによる講義・演習。留学生との会話練習、クッキング。
講 師           本校ALTおよびミシガン州立大学連合日本センター(JCMU)准教授・留学生
参加者           1年生24名、2年生6名  計30名
主な感想

  •  実際に海外の人と交流ができてすごく楽しかった。滅多にない経験ができた。緊張したし理解できないところも多かったけど、何とか意思疎通もできた。参加して本当によかった。
  •  クッキー作りがとても楽しかった。今までの講座以上に英語を使った。
  •  いつも以上に英語を使えて、勉強になりました。

 

 

前の画面に戻る

ページトップへ