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保護者の方へ

学校からのお知らせ

平成25年度 「東大授業ライブ in 彦根」第2回目の開催について

|2013年10月29日 4:43PM|

  • 東京大学教養学部の人気教授陣による講義を外部会場にて開催します。
  • 近隣の中学生・高校生・一般の方も申し込んでいただけます。参加をお待ちしています。

    【演題】: 「赤ちゃんの不思議:心と脳の発達」

            講師: 開 一夫 先生
         (東京大学 総合文化研究科文化・人間情報学コース)
    【日時】: 平成25年11月16日(土)  14:00~16:00
    【場所】: ひこね燦ぱれす 多目的ホール
    【対象】: 本校の生徒・保護者、地域の方

    【講義内容】

 私たちが日頃なにげなく行っていることも、それを「どのようにして」やっているのかを考えると、ちゃんと答えることができない場合が数多くあります。朝起きて鏡を見ながら身支度をする。お茶の時間に仲間たちと会話を楽しむ。夕食後のひと時にテレビドラマを観て過ごす。こうした日常的な活動はあたり前すぎて意識することはありません。しかし、我々は鏡に映っている自分を見て、なぜ自分自身の姿だと判るのでしょうか? 気が置けない友人とのおしゃべりはなぜ楽しいのでしょうか? テレビ映像としての出来事と現実世界での出来事をどう区別しているのでしょうか?こうした素朴な疑問に答えるためには、心がどのように働くのか ―メカニズム― について解明する必要があります。私の研究室では、生まれたばかりの乳児から成人までを対象とした発達認知神経科学的研究を行っています。日常的な認知的機能が「いつ」「どのようにして」可能となるのか、発達プロセスを詳細に研究することで心のメカニズム解明を目指しています。研究には、高密度EEGやNIRS(近赤外分光法)など人間の脳活動を非侵襲かつ低拘束で計測するための装置が用いられます。最近では、母子相互作用場面において母親(父親)と乳幼児がみせる、「教え」「教えられる」メカニズムに着目したペダゴジカル・マシンの開発に着手しました。赤ちゃんを対象とした実証的研究は認知科学の基本問題を解決するだけでなく、多くの情報機器や教育ツールを開発する上でも重要な知見を提供します。

  参加を希望される一般の方は、11月12日(火)12:00までに別紙(PDF)により、FAXで本校あてに申し込んでください。

                   参加申込書(PDF)はこちら

 

 

 

 

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