お知らせ
|2025年03月10日 12:07PM|
今年度の学年末考査が終わり、すべての運動部・文化部が楽しく活動しています。春休みには、文化部の発表もあります。3月26日(水)演劇部発表会(長浜北高)、3月29日(土)筝曲部コンサート(本校多目的ホール)、3月30日(日)吹奏楽部定期演奏会(ひこね市文化プラザ)、そして、桜満開の4月には新入部員を迎えて、ますます部活動が充実していきます。
3月8日(土)、9日(日)のGS部の活動を2つ紹介します。
GS部社会科学班では、(株)彦根麦酒と連携して、高校生が彦根麦酒の活動に参加し、地域のSDGs達成に寄与するためのアイデア提案に取り組んでいます。
「彦根麦酒」は昨年5月に創業した彦根市の荒神山のふもとでクラフトビールを製造、販売しているソーシャルビジネスです。中でも、地域の飲食店「teraitei」様と協業して、彦根麦酒の醸造過程で生じる麦芽粕(モルト粕)を活用し、麦芽粕を使用した生地を使ったピザを開発しました。また、ピザを入れるボックスもデザインし、作成しました。
3月9日(日)ひこね市文化プラザで開催された「三成会議&三成マルシェ」にて出店し、開発したピザを販売しました。多くの人に購入をいただき、用意したピザは完売しました。麦芽粕の活用やGS社会科学班の活動についても聞いていただく機会となりました。
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3月8日(土)に、第16回多賀町立博物館研究発表会が多賀町のあけぼのパーク多賀で開催されました。県内外の研究者から7本の発表があり、高校生として唯一、彦根東高が研究発表を行いました。
「藍(ラン)鉄鉱の生成条件を探る」 彦根東高GS部地学班
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地学班を代表して発表した2年GSコースの藤島君によると、藍鉄鉱はきれいな石で、琵琶湖底や古琵琶湖層などにあり生成条件は明らかになっていないことも多く研究を始めたとのことです。支流の合流域でリンが継続的に供給されるシルト層などの透水層で藍鉄鉱の結晶が成長すると考え、琵琶湖、安曇川、彦根城の堀、甲賀、多賀での調査・採集、合成などの研究を行い、考察結果を発表しました。参加者から、古琵琶湖層の堆積物、動物の亡骸とリンの関係、地学班の入部動機などの質問があり、楽しそうに的確に答えていました。
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