【稽古館】「地球の裏側とつながる! ニカラグア版『うみのこ』プロジェクト」の成果発表会を実施しました | 滋賀県立彦根東高等学校

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【稽古館】「地球の裏側とつながる! ニカラグア版『うみのこ』プロジェクト」の成果発表会を実施しました

|2024年03月18日 5:00PM|

 彦根東高校では土曜日活用として、希望者向けの土曜講座「稽古館」を実施しています。

 2021年度より、JICAと現地政府が連携して、滋賀県の水環境学習「うみのこ学習」のニカラグア・マナグア湖版の開発・実施が進められています。「地球の裏側とつながる! ニカラグア版『うみのこ』プロジェクト」の講座では、高校生が主役となって、ニカラグアの政府関係者や学生、JICA職員とZoom等でコミュニケーションをとりながら、教材・プログラムの開発およびお互いの水環境問題の意見交換を行います。国際協力や開発援助、環境問題、教育などに関心のある生徒が参加し、活動してきました。

 3月9日(土)、活動の成果を報告する発表会を実施しました。駐日ニカラグア大使、JICA滋賀デスク担当者、取材を行った東レ株式会社の皆さま、教育関係者らがオーディエンスとなり、オンラインでJICAニカラグア事務所らと結びました。

 成果発表会の様子は、朝日新聞にて報道されました。

朝日新聞「湖の保全 紙芝居で発信 彦根東高の生徒が中米ニカラグアと交流」

 参加した生徒のコメントを一部紹介します。

  • ニカラグアのマナグア湖と滋賀県の琵琶湖の水環境を持続的に保全していくため、子供を対象とした教育紙芝居を制作しました。また、ペットボトルキャップをリメイクし、コースター作りも行いました。ゴミとなるはずだったモノも、少しの工夫で新たなものに変わることを発信しました。この稽古館の活動を通して、環境問題解決へ一歩進めたと同時に、ニカラグアと滋賀県の友好に繋がったように思います。遠く離れた国であるものの、同じ目標に向かって良いところを見習いながら活動したことは、大変学ぶことが多くあり、率直に楽しかったです!また、若い世代が水環境の問題について考える機会を持つことが大切だと改めて感じたので、制作した紙芝居で子供たちに楽しく環境問題について教育できたらいいなと思います。そして、これからも大切な湖を守っていくために、身近なところから行動していきたいです。貴重な経験ができる機会をありがとうございました。(1年生・田附咲良さん)
  • ニカラグアのマナグア湖や、そこで行われている活動について知り、皆んなで集めたゴミを何するか考えて、ゴミを実際に琵琶湖で集めて、個人で考えた活動をして、その成果を発表した。今回の活動は、日本のほぼ真反対に位置するニカラグアについて絡めた上で、琵琶湖でゴミを集め、そこから様々な活動を行った…
    と言いたいところだが、実際に会社にメールを送り、活動について打診してみたが、うまくはいかず自身の活動に活かすことはできなかった。
    しかし、会社にメールを送り、やり取りをするというのは、大切な経験となり、これができただけでもこの講座に参加した意義はあったと思う。(1年生・多賀泰斗さん)
  • この講座で初めてニカラグアのことを知り、まだまだ私たちには知らないことがたくさんあるのだと思った。また、琵琶湖がこんなにもゴミがあることも初めて知ったので機会があればまたゴミ拾いの活動を行いたいと思った。(1年生・内山心花さん)
  • 海外との連携をしたことがなかったためとてもいい経験になった。2年のGSR(注:「総合的な探究の時間」で実施している自由研究「GS Research」のこと)で活動を続けたい。(1年生・磯田治輝さん)

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