彦根東高の土曜講座「稽古館」の「動物介在教育を考える Social Animal Bondプロジェクト」の一環として、8月21日(月)、希望生徒が大阪ECO動物海洋専門学校を訪問しました。
「動物介在教育を考える Social Animal Bondプロジェクト」は、動物との交流を通じて心理的な不安を和らげる「動物介在教育」を学校に普及し、生徒や教員にとっての居場所をつくるスタートアップ企業「Social Animal Bond」と対面・オンラインで連携し、各自でトピックを選んで、スクールドッグを通じた問題解決について提案・実行する講座です。
〈生徒のリポート〉
- 今回のフィールドワークはスクールドッグの現状についてたくさんのことを知る機会となりました。動物介在教育のメリットやデメリットを話し合えたことでこの活動を広めることの難しさを感じました。動物介在教育を実際に導入するのは簡単なことではないと思うので今後の活動ではフィールドワークで話し合った内容も踏まえつつ、認知度の現状も調べてスクールドッグを広めるための方法について考えていきたいです。
- 今回のフィールドワークでプロのトレーナーさんに話を聞くことができてとても貴重な体験になりました。動物介在教育は犬と人がお互いに支え合い成り立っていて、犬だからこそできることがあるというところにスクールドッグの可能性を感じて、「将来何かできないだろうか」と将来のことを考える機会にもなりました。
- 今回のフィールドワークではスクールドッグについての話を聞き、犬との交流を通して犬の性格の違いを体感しました。スクールドッグが人々の気持ちを大きく動かした事例を知り、私たちの学校でも導入できたらよいなと思いました。今後、スクールドッグを導入する上で何が必要かを考えていきたいです。
- 実際にスクールドッグとして活躍している、いーずと触れ合ったときに、とてもリラックスした気持ちになりました。犬が身近にいると、自然と笑顔が生まれると改めて感じました。犬と人との信頼関係の築き方や、犬にとっても安心できる環境づくりについて考えていきたいです。