土曜講座「稽古館」第1回「動物介在教育を考えるSocial Animal Bondプロジェクト」 ゲストとZoomで対話しました | 滋賀県立彦根東高等学校

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土曜講座「稽古館」第1回「動物介在教育を考えるSocial Animal Bondプロジェクト」 ゲストとZoomで対話しました

|2023年08月24日 12:58PM|

今年度も彦根東高校では、土曜講座「稽古館」を開講しています。教員が自身の専門性を活かして開講する独自の講座から、希望する生徒が自由に受講講座を選び、学ぶものです。稽古館の名称は、本校のルーツにあたる彦根藩の藩校名に由来します。(詳細はこちら

Social Animal Bond」は、動物との交流を通じて心理的な不安を和らげる「動物介在療法」を学校に普及し、生徒や教員にとっての居場所をつくるスタートアップ企業です。この講座では、Social Animal Bondと対面・オンラインで連携し、各自でトピックを選んで、スクールドッグ(セラピー犬)を通じた問題解決について提案・実行します。動物の殺処分や子どもの貧困、不登校、ヤングケアラー、教員の多忙・疲弊などに関心のある生徒30名が集まり、これから学習に取り組みます。

第1回は、Social Animal Bond代表の青木潤一さんとZoomで交流しました。

〔生徒の感想(抜粋)〕

  • 動物介在教育について、何も知っていることがなかったけど、青木さんの話を聞いて、その知識が深まった。また、犬によるリラックス効果が科学的にも証明されていることを知り、すごいなと思った。
  • 犬を飼っていて確かに自分が落ち込んでいた時に犬と触れ合うと不思議と笑顔になれたと思い出しながら授業を受けていました。自分が学校に行きたくないって思った時も、それに対して勇気づけてくれるのは家族や周りの人だけではなく犬という動物の存在があるということを知れて嬉しかったです。学校という場は些細なことでストレスを受けてしまい少しのことでも学校にいたくない!って思うことはたくさんあります。でも犬と触れ合う時間があるということになると元気づけてもらえる存在があるからチャレンジしようという気持ちにもなれると思いました。全国にスクールドックの存在があれば学校生活が楽しいって思える学生が増えると思いました。
  • 犬と見つめあうと幸福ホルモンのオキシトシンが分泌されると知り、犬と人間には深い関係があるのだと知った。学校は楽しいけれど、その分ストレスも溜まって疲れてしまうのでそういったときに癒しになるものが学校にあるのはとても良いと思った。そういったことに気づいた青木さんはすごいなと感じ、私も広い視野を持って様々なことに気付ける大人になりたいと思った。
  • スクールドッグを学校に導入することで生徒の心のケアになるということが科学的にもわかっていてスクールドッグとして保護犬を使うことで別の課題も解決できると知ってとても有意義な取り組みだと思った。実際に彦根東でも導入できるようになったら良いと思った。
  • わたしも実際犬を飼っていて、毎日リラックスするできる大事な存在なので、スクールドッグの取り組みはとてもいいと思う。でも、生徒だけでなくて犬の幸せも考える必要があると思うので、犬のストレスを減らすための工夫をもっと詳しく知りたいと思った。
  • 講義型の授業では得ることのできない非認知能力を、犬と触れ合うことで高められると知り、まさしく今の時代に必要なことだと思った。犬という違う種類の動物と一緒に過ごすことで、他者(人以外も含む)を思いやる気持ちが芽生えそうだと思う。

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