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学校紹介

学校長挨拶

「令和」の時代の幕開けとともに彦根東高等学校に着任しました校長の猪田章嗣です。
本校は、琵琶湖の東方、江戸時代には彦根藩35万石の城下町として栄えた彦根市の中心部、国宝の天守を誇る「彦根城」内に位置しており、春の桜をはじめ四季折々に美しく姿を変える風光明媚な環境の中に校舎があります。
明治9年(1876年)に創立された彦根学校を起源とし、その後、滋賀県で最も古い旧制第一中学校などを経て現在に至る140有余年の伝統を誇る学校であり、3万3千名を超える卒業生は、全国はもとより、世界中の各界で活躍されています。
本校のルーツをさらにたどれば、彦根藩の藩校「稽古館」にまで遡ります。以来今日まで、彦根藩の「赤鬼魂」を継承する生徒を育て、「自主自律」「文武両道」の精神の下、社会のあらゆる分野においてリーダーとして活躍する優れた人材を世に送り出してきました。「赤鬼魂」は、今から400年以上前、彦根藩の藩祖井伊直政公が、関ヶ原の戦いなどで徳川の先鋒隊として、鎧、兜、旗指物をすべて赤くした「赤備え」の軍勢で戦い、「井伊の赤鬼」と怖れられたことに由来します。「赤鬼魂」とは、「時代を切り拓く先駆者精神」「何事にも屈しないチャレンジ精神」を意味する言葉です。
このような歴史と伝統を誇る本校に、平成16年度からは、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の研究指定を受けるという新たな歴史が加わり、現在4期目、16年の長きにわたって理数系人材の育成に取り組み、成果を上げてまいりました。また、アメリカやオーストラリアの高校との交流・ホームステイ研修、海外修学旅行の実施など、グローバル化に対応した教育にも力を入れているところです。
部活動においては、野球部が、平成21年の春、25年の夏、そして29年の夏と30年の春の連続で甲子園に出場しました。応援席のアルプススタンドが4千人の大応援団で真っ赤に染まり、応援のマナーの良さも評価され、春の2回とも応援団最優秀賞を受賞しました。他にも運動部では、ボート部や卓球部などが全国大会に出場し、文化部においても、新聞部が全国高校新聞コンクールで最高賞、囲碁部が全国高等学校囲碁選抜大会で団体戦準優勝を果たすなど、文武両道を体現しています。なかでも特筆すべきは、SS部数学班が平成30年5月にアメリカで開催された世界最大の高校生科学コンテストに、日本代表として出場し、アメリカ数学会賞1等を受賞したことです。日本初の快挙であり、部員の努力はもちろんのことですが、SSHの長年の研究成果が結実したものと喜んでおります。
高等学校新学習指導要領が告示され、大学入学者選抜が大きく変わろうとしている今、時代が若者に求める力を的確にとらえ、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」や「学びに向かう力・人間性等」を高い次元で育む授業を日々展開しています。教師集団が互いに研鑽を重ねながら、校歌の一節である「求めよ 普く 究めよ 深く」のとおり「深い学びのある授業」「考えさせる授業」を実践し、生徒の探究心を高めることを重視しています。さらに電子黒板やタブレット、書画カメラなどの最先端のICTを活用した新しい学習指導にも着手しているところです。
これからも、伝統の上に築かれた「自主自律」「文武両道」の精神と「赤鬼魂」を継承し、「令和」の時代をたくましく切り拓く知性と教養ある人材、社会に貢献する志高い人材の育成を目指して取り組んでまいりますので、温かいご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 


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