お知らせ
|2017年01月12日 12:56PM|
平成28年度第5回リーダーシップ講演会を下記のとおり実施しました。
日 時:9月24日(土)
場 所:彦根東高等学校
演 題 『これからの若者に求められるものと「課題研究」
~予見の困難な未来を生き抜くために~』
講 師 千葉県立木更津高等学校 教諭 小泉 治彦 先生
今回は1年生全員が取り組む課題研究についての講演会でした。課題研究について抱いていた疑問が吹き飛んだ人がたくさんいました。大変参考になった講演でした。以下に生徒の感想等を含めて紹介します。
生徒の感想より(抜粋)
・風船とお盆を使って空気抵抗の実験の予想をするのがとても楽しかったです。お盆によってのけられた空気が上に上昇して、お盆の上にある風船を押さえるようにして空気が流れていると知り、驚きました。
・はじめは課題研究と聞いて、調べたい内容なんて特にないし面倒くさいなあと正直思っていました。しかし、今日の御講演を聞いてみると、案外身の回りはいろんな疑問があふれていることに気がつきました。普段の生活で「これ何でかなあ」と友達と何となくしゃべってそのままにしたり、自己完結していることを、この機会に研究できたらおもしろそうだと思いました。
・大切なことは何でも「疑問」を持つことだということが分かりました。スペースシャトルの写真を見たときに「人がスペースシャトルに乗っているのか」という疑問しか浮かびませんでした。1枚の写真からたくさんの疑問を持てるように、頭を柔らかくして何事にも、小さな日常のことにもしっかりと目を向け興味を持ちたいと思いました。
・今回の御講演を聞かせていただき、検証可能性を持った疑問を解決すればよいと分かった。検証可能性が一見なさそうな疑問の中に検証可能性を見いだすという過程が難しそうであるが、今回初めての課題研究でその方法を理解し、自分から課題を見つけ出す力をつけられたらいいと思う。
・すべきなのは「型」にはまった研究だということに驚いた。しかし、説明を聞くと、確かに途中で仮説が違うことに気づいたら、もう1度戻る形をとらなければならないということに納得した。また、テーマ設定は題材を決め、そこからたくさん連想し、またそこからさらに切り口を決めるという形をとることを知った。
・現在ある職種の約半分が、私たちが大人になるときにはなくなっているかもしれないというお話には、とても大きな衝撃を受けました。これから自動化、機械化が進む中で機械に使われるのではなく、機械を使う人間にならなくてはいけないと思いました。
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