学校紹介
彦根東高校は、井伊家の先駆者精神を継承し、県立一中としての誇りと負けじ魂「赤鬼魂」を伝統としています。今から400年以上前、彦根藩の藩祖 井伊直政は、関ヶ原の戦などで徳川の先鋒隊を率いて戦いました。その時の直政隊は、鎧(よろい)・兜(かぶと)・旗指物(はたさしもの)をすべて赤くした、「赤備え」の軍勢でした。その軍勢が敵を撃破して大活躍をしたことから「井伊の赤備え」「井伊の赤鬼」と怖れられるようになりました。そのことが徳川幕府に認められ、井伊家は幕府の大老職をつとめることになりました。戦いの時に赤でそろえる家風は、その後、代々の殿様に引き継がれました。
彦根東高校のルーツは彦根藩の藩校の「稽古館」で、滋賀県で最も古い旧制第一中学校を経て、現在の彦根東高校になりました。藩校をルーツにしている学校はどの都道府県でも名門校ばかりで、彦根東高校も例外ではありません。
「赤鬼魂」には、「先駆者精神」、「先頭に立って活躍する」、「時代に先立って新しい分野を切り開く」、「何事にも屈しないチャレンジ精神」という意味があります。在校生は「赤鬼魂」の精神で、部活や学園祭や進路実現に取り組んでいます。