【Advanced Research Ⅰ】第2回イノベーション力講座を行いました。 | 滋賀県立彦根東高等学校

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【Advanced Research Ⅰ】第2回イノベーション力講座を行いました。

|2025年01月28日 11:32AM|

 令和7年1月22日(水)に国立研究開発法人産業技術総合研究所健康医工学研究部門で研究者として活動をされている冨田峻介さん(彦根東高OB)を講師に招き、講演をしていただきました。高校生だったころから大学受験を経て、自分が研究者になった経緯など、なぜ勉強することが必要なのかをお話しいただきました。また、研究者が社会に対してどのような役割を果たしているのか、研究者になるために必要なことなど、産官学の観点から説明していただき、研究者の魅力を語ってくださいました。生徒たちも、大学に進学することは考えているが、そこから修士課程や博士課程へのイメージがあまりなかったため、自分のキャリアを考えるうえで大変参考になったようでした。 

以下、生徒感想 

・最も印象的だったのは、「配られた・選ばれたカードでできることを見つけることが大切」というお話です。もし第一志望の大学に受からなかったら、自分の努力が認められなかったら、この世の終わりかのように思ってしまうけれど、切り替えが大切で、与えられた環境で後悔しないように行動していくことが重要なのだと学ぶことができました。 

・私が印象に残っている点は、引用についてです。引用は参考にするためだけに引用するのではなく、一つの仮定に対して反論するために引用することもあると聞いて驚きました。

・研究をする生き方の一つが知れてとても興味深かった。将来研究職に就くなら大学に行くことしか考えていなかったが、様々な場所で様々な人たちと出会い、研究していくのも面白いと思った。 

・私は将来薬学を学びたいと思っています。なので、公共や古典などは必要ないと思っていましたが、社会課題の解決のためには、様々な分野でのアプローチの仕方があると知り、今まで以上にしっかり授業に取組もうと思いました。薬の研究をしたいと思っているのですが、「賢い人たちが分からないことを自分が発見できるのか?」、「自分がわかることくらいほかのすごい人が先に見つけているのではないか?」とも思います。しかし、まずは自分のことを信じて、少しずつできることを見つけて行動していこうと思います。

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