彦根東高は滋賀県内各地の中学校から生徒が集まります。校内に閉じた活動だけでなく、校外に開くことを恐れず様々な活動に挑戦して、一人ひとりの高校生の力をさらに伸ばしています。

• ＧＳ部地学班　　高校生天文活動発表会　　　　７月１７日（月）　　大阪教育大学

　第１３回高校生天文活動発表会～天文高校生集まれ～が、大阪教育大学天王寺キャンパス西館ホールで行われ、滋賀県から彦根東高ＧＳ部地学班の１、２年生が参加し「太陽活動を追う―第２５周期の極大前の太陽―」と題して活動を発表しました。福岡県の高校生や天文学の専門家からの質問にも、日頃の地道な天体望遠鏡での観測データの分析をもとに、丁寧に応答することができていました。

　彦根東高以外では、埼玉・群馬・愛知・三重・京都・大阪・兵庫・鳥取・福岡の高校等から参加があり生徒同士の交流も行われました。有松亘京都大学白眉センター特定助教による講演もあり、生徒にとって有意義な一日となりました。なお、彦根東高の地学班は８月の鹿児島での全国大会にも出場します。

• 囲碁部　　囲碁フェスティバル２０２３　　７月２２日（土）　　クレフィール湖東

　全国から囲碁の好きな小学生から高齢者までが参加する囲碁フェスティバル２０２３が滋賀県で開催され、人気女流プロ棋士５人による指導碁やクラス別対局が行われました。滋賀県からは彦根東高と虎姫高校の囲碁部が参加し、岐阜県の高校生や一般有段者と囲碁の対局を通じて交流しました。

　県内外や年齢を問わない幅広い人との関わりによって、単に勝ち負けではなく、負けた一局も勝った一局もすべての対局が何かを残し生徒を育みます。１年生部員は「プロ棋士との対局で学んだことを次の全国大会にも生かしていきたい」と話していました。なお、彦根東高の囲碁部は、夏休み中に東京と鹿児島での全国大会に出場するとともに、地域の老人福祉センターでの囲碁交流にも参加します。