12月26日(火)、栗東芸術文化会館さきら 大ホールにて「高校生による【しが】学びの祭典2023」が開催され、アントレプレナーシップコンテストにて、彦根東高校Global Science部 社会科学班・大藪かぶらプロジェクトの「彦根の伝統野菜・大藪かぶらの認知度向上を通じた地域コミュニティの促進」が最優秀賞を受賞しました。

　滋賀県産業支援プラザ 創業支援課 舩越英之さんより「地域の資源を使った商品開発に取り組み、困難に直面したときにも前向きに捉えて、地域の資源によって克服し、さらに高い価値を創出しようとする姿勢が評価された」という講評をいただきました。また、滋賀県立大学地域共生センター 上田洋平さんからは、アントレプレナーシップ（起業家精神）として、①商品サービスそのものが目的なのではなく、それを通じて、社会の何を解決したいのか？、その“志”を共有して、ブレずにチームで取り組む姿勢、②安易に“答え”を探そうとするのではなく、自分たちの“志”とは何であったか？を問い、困難に直面した時こそ、そこに立ち返る姿勢、③直面した課題に対して知られたもの同士を新しく出会わせるイノベーション（新結合）、ニューコラボレーションで解決し、「つながりを結び直す」ことに取り組む姿勢、の3点が重要であるとの総括をいただき、これまでの活動を改めて意味づけることができました。

　参加した巴芳代子さん（1年生）は「他校の活動の完成度の高さに刺激を受けた。今後の活動に繋がる新しい出会いがあり、とても有意義な時間になった」、諸頭純さん（1年生）は「他校が行っている活動を知れる良い機会でした。面白い活動が沢山あった中で最優秀賞を頂き、自分たちの活動が認められたことがとても嬉しいです」と振り返られました。

最優秀賞　彦根東高

優秀賞　　虎姫高　八幡商業高　八日市南高