GS部社会科学班では、彦根麦酒と連携して、高校生が彦根麦酒の活動に参加し、地域のSDGs達成に寄与するためのアイデア提案に取り組んでいます。

　「彦根麦酒」は昨年５月に創業した彦根市の荒神山のふもとでクラフトビールを製造、販売しているソーシャルビジネスです。中でも、地域の飲食店「teraitei」様と協業して、彦根麦酒の醸造過程で生じる麦芽粕（モルト粕）を活用したパン作りに取り組んでいます。さらに本校卒業生でもある株式会社千成亭風土・代表取締役社長上田 健一郎様のご厚意で、千成亭様の近江牛コロッケを使ったコラボ商品を作ることとなりました。

　学校や千成亭様の厨房で試作・試食を重ね、11月3日(金・祝)に四番町スクエアで開催された「3939マルシェ」で実際に販売しました。コロッケバーガーを100個以上販売し、麦芽粕について知っていただくことができました。今後も各地のイベントで販売と広報を行い、地域の賑わい創出に貢献することを目指します。

　「3939マルシェ」では、麦芽粕から作った再生紙「クラフトビールペーパー」を使った、しおり作りのワークショップも実施しました。